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車上狙いと盗難防犯対策について

T.車両盗難認知数の状況

自動車の盗難発生状況は、自動四輪車については1999年以降急激に増加している。
2003年には過去最多の64,223件となりました。その後、イモビライザ(電子式移動ロック装置)が普及し始めた結果、2004年から2010年の7年間は連続減少している。しかし、2011年は24,927件と微増しました。

イモビライザとは:
所有者以外の者が車体に対して不正な操作を行おうとすると、
エンジン点火回路が自動的に遮断され、エンジン始動を阻止する仕組み。

U.車上狙い認知度の状況

車上ねらいの認知件数の推移は、2002年まで増加傾向でした。
その後、8年連続して減少している。
直近では、ピーク時に比べると30%以上減少しており、2010年123,512件と減少している。

U.防犯対策をしっかりと!

●車から離れるときは必ず鍵を掛けて!
キーをつけっぱなしの状態での被害が少なくありません。
短時間でも駐車するときは、必ずキーを抜いてドアロックをしてください。
駐車時は、必ず「キーを抜く」「ドアロック」を習慣にして下さい。

●貴重品は車内に置かない!
現金や貴重品やバッグ等を車内に置いたまま車から離れないようにしましょう。
ドアロックをしていても、外から現金やバッグが見えると車上荒らしのターゲットになります。
車から離れる時は、車に物を置かない習慣を身につけましょう。
●盗難防止装置を活用しましょう!
ハンドルロック:
クルマのステアリングを金属のシャフトで固定して、動かなくさせる盗難防止装置です。
警報・通報装置:
窓ガラスの振動や不正なドアの開閉に反応して警報音を発したり、センサーが感知すると電話への通報と同時に、警報機本体に内蔵のサイレンなる装置もあります。

●路上駐車はやめましょう!
路上駐車も狙われやすい場所です。
路上駐車せずに、パーキングを利用してください。

W.もし、被害にあった場合

直ちに警察へ連絡してください!!その後、保険会社に連絡をして下さい。
その際、以下の情報が必要になる場合がありますので用意しておきましょう。
●自動車登録番号(ナンバープレート)
●自動車車体番号
●色、年式、特徴など
●所有者及び使用者の氏名
●届出者の氏名
●盗難や被害にあった年月日時
●盗難や被害にあった場所(所在地等)
●盗難や被害にあった時の状況(走行距離等)
●車内に搭載してあった貴重品・貴金属・現金額など。(製造番号の分かるものはその番号